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経済学が得意な方、質問があります!

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/30(金) 10:17:33 ID:APgB1TA1
多分ミクロ経済学の分野だと思うのですが質問があります。
期限間近の期末レポートの課題なのですが、どうにも解けず、ここで質問しています。
もしわかる方がいたら是非よろしくお願いします!
「ランチタイムの経済学」の第4章にある「スプリングフィールドの水族館」の寓話
についてなんですが、この寓話何かがおかしいらしいのですが、どこがおかしいかわかる方いらっしゃいますか?
もし、この本知らないけど試しに解いてみてくれるって人がいたら長いですが内容も書きます。

2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/30(金) 11:04:05 ID:Uhigtwtt
面白そう
良かったら書いてみてください

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/31(土) 01:12:51 ID:pdEW4/FM
ありがとうございます。少し省略しましたが大体以下のような文です。

スプリングフィールドという町には公園があった。
公園は人気があって、週末は全ての住民が出かけるほどだったが広さは十分で、混雑することはなかった。
しかし、スプリングフィールドには公園以外に楽しみがなく、住民は何か他の楽しみが必要だとの要求が常にあった。
数年前、市議会がこれに応じ、税収で市営水族館をつくり無料で公開した。オープンして数カ月のスプリングフィールド水族館は一級の施設で楽しくためになるものだったが、唯一の欠点は常に込んでいることだった。
スプリングフィールドの住民の暮らしは均質で、好みもチャンスもほとんど同じ。
そのため、水族館がスプリングフィールドにどんな影響を及ぼしたか理解するため、典型的な一家への影響を考える。


4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/31(土) 01:17:20 ID:pdEW4/FM
シンプソン一家はスプリングフィールドの典型的な一家で、先週の週末父は水族館に行こうと提案した。
しかし息子は水族館は必ず待たされるから嫌だといった。
話し合った結果、水族館に行ってみて待ち時間が45分以内なら水族館、以上なら公園に行くことにした。
経済理論に詳しくないシンプソン一家は、無差別原則を知らなかった。
スプリングフィールドには、シンプソン一家のように水族館に入るのに四五分なら待ってもいいと考える家族が多い。
ところで、行列が少しでも短くなると、別の家族が行列に加わる。
入り口に思わぬ陸路があって行列が少し長くなると'行列の最後の家族が諦めて公園に行く。
水族館の行列は常にちょうど四五分の待ち時間になる良さなのである。
シンプソン一家はそれに気づかず,行列に並ぶかどうか迷ったあげくに、コインを投げて決めるだろう
スプリングフィールドの水族館は、住民の生活の質の向上にはまったく寄与していない。
四五分待って水族館に入ったシンプソン一家の外出の喜びは公園を訪れたときとまったく同じはずだ.
公園は水族館よりもずっと前からあったすでにあるものと魅力が完全に等しい選択肢ができても、生活の質が向上したとはいえない。選択肢がなかったときと、楽しさは全く同じだからだ。
シンプソン一家には固有の資源がないから'水族館から利益を得ることはない。この場合の固有の資源とは水族館そのもので、水族館は町全体に「属して」いるから、誰にも属していないのと同じことである。したがって、利益を享受する者は一人もいないのだ。
スプリングフィールドは水族館を建設するのに一〇〇〇万ドルを費やした。この一〇〇〇万ドルはすべて、社会的浪費そのものである.町が1000万ドルで金塊を買い、海に投げ捨てたとしても、住民の生活は今と何も変わらなかったろう


5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/31(土) 01:18:09 ID:pdEW4/FM
スプリングフィールドの町長は'隣の煤だらけ町の町長と同じくらい惨めな思いをしたかもしれない。
彼らの最近の経験には大きな共通点があるからだ。
煤だらけ町の大気汚染防止法は地元の産業界に負担を負わせ'スプリングフィールドの水族館は地元の納税者に負担を負わせた。
どちらの場合にも'負担に見合うと期待されただけの利益は生じなかった。
煤だらけ町の法律はすべての人々を利するはずだったのに、得をしたのは地主だけだった.
スプリングフィールドの水族館は利用者の利益になるはずだったのに、誰も利益を得なかった。
したがって'スプリングフィールドの過ちの方が煤だらけ町の過ちよりもなお悪い。煤だらけ町では少な¬くとも地主は喜んだ。


6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/31(土) 01:20:42 ID:pdEW4/FM

特定の場所にある土地'特殊な水族館'珍しい技術、あるいは変わった好みといった固有の資源が、その所有者に経済的利益をもたらす。
所有者がいなければ'何の利益も生じない。
無差別原則によって、すべての利益は固有の資源の持ち主に帰するか消えてしまうかのいずれかだからである。
エコノミス¬トは、誰も資源から利益を得ないよりは誰かが
利益を得た方がいいと考えるがために'私的所有制度の方が優れていると考える。
エコノミストは寓話が好きだ。寓話は真実でな¬ても、また現実的でな¬くても、重要な
教訓を明らかにすることができる。
カメがウサギと競走した例ではないが,「遅くても着実な方が勝つ」との教訓は生きている。
煤だらけ町とスプリングフィールドは想像上の産物であり、
複雑な付帯状況をすべて無視しているが、実世界ではそうはいかないから分析はきわめてややこしくなる。
だが'複雑さをすべてはぎ取ったときに、簡潔で重要な真実が現われて¬くる。無差別原則を実例に当てはめようとすれば,多くの条件が必要となる。
特殊な状況下では、遅¬くても着実な方が'拙速に後れをとるかもしれないように。
だがエコノミストの寓話はとにかく議論の出発点にはなる。
私たちは'人間の行動は無差別であるという前提に立った。そうすることにより面白い結論が引き出せる。
もし無差別原則が通用しなければ、こう問いかけてみなければならない。
「その状況は,煤だらけ町やスプリングフィールドの生活と'基本的な点でどこが異なっているのか」。
この問いに対する答えを求めれば'面白い結論が導かれるだろう。優れた寓話には優れた教訓があり,優れた教訓は細部まで真実ではなくても示唆に富む。


7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/07/31(土) 01:24:20 ID:pdEW4/FM
大体以上の文です。
ちなみに課題は寓話を理解してください。なにかおかしいですね
この文のなにがどう「おかしい」のか、説明してください。
要するに、この寓話の結論に、今学期ならったミクロ経済学のアイディアを使いながら、うまーく補足説明を加えること。
って言う感じです。
ちなみに今まで解けた人は1人しかいないらしく、その人は財務省に行ったと教授が言っていました。


8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/08/01(日) 02:32:54 ID:SCHXdWio
公共財の問題ですね
かなり長くなりましたので、適当にまとめて頂けたら幸いです。
あと一応、完ぺきな答えとは思っていないので、自己責任でお願いしますw

まず、
>所有者がいなければ'何の利益も生じない。
>無差別原則によって、すべての利益は固有の資源の持ち主に帰するか消えてしまうかのいずれかだからである。

ここを疑うべきでしょう
公共財(ここで言う水族館、公園)は、町のものであって、個人的な所有物ではない。
じゃあ、果たして水族館や公園は何の利益ももたらさないか?

>話し合った結果、水族館に行ってみて待ち時間が45分以内なら水族館、以上なら公園に行くことにした。

45分待ってでも水族館に行くことで得られる効用が公園で過ごす効用と同じ=無差別と言っています。
つまり、公園で過ごすことの効用がゼロでない限り、45分待たされる水族館にも効用が存在することになります。
少なくとも、水族館はまるっきり無駄ではないでしょう。

ここで、公園と水族館を区別しましょう。公園は混雑することはないと書かれているので、
純粋公共財、水族館は、人が込み合うことによる混雑費用が発生するので、準公共財と定義します。
この2つの違いを明らかにすることがカギだと考えられます。

>シンプソン一家には固有の資源がないから'水族館から利益を得ることはない。この場合の固有の資源とは水族館そのもので、
>水族館は町全体に「属して」いるから、誰にも属していないのと同じことである。したがって、利益を享受する者は一人もいないのだ。
>スプリングフィールドは水族館を建設するのに一〇〇〇万ドルを費やした。この一〇〇〇万ドルはすべて、社会的浪費そのものである.
>町が1000万ドルで金塊を買い、海に投げ捨てたとしても、住民の生活は今と何も変わらなかったろう

公共財がまるっきり無駄でない限り、この結論はおかしいでしょう。
上記のとおり、水族館にも45分まってでも効用はあるのですから。
問題は、1000万ドルの費用を誰が負担すべきなのか、だと思います。
水族館には混雑費用が発生します。これをうまく解消し、1000万ドルを回収できれば水族館は無駄でないということです。


9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/08/01(日) 02:34:33 ID:SCHXdWio
つづき
>スプリングフィールドの水族館は地元の納税者に負担を負わせた。
>スプリングフィールドの水族館は利用者の利益になるはずだったのに、誰も利益を得なかった。

つまり、費用の負担者と、利益の享受者が一致していなかったと読めます。
解決策としては、建設費は町が払い、水族館を訪れる人に入館料を支払わせることで、この問題は解決するでしょう。
また、入館料をとれば、その額に応じ、水族館を諦め、公園を選ぶ人が増えるので、混雑も解消されるでしょう。

>エコノミス¬トは、誰も資源から利益を得ないよりは誰かが
>利益を得た方がいいと考えるがために'私的所有制度の方が優れていると考える。

確かにこの結論は、答えの1つではあります。それは、公共財には特有の問題(たとえば無料水族館の混雑)があるからです。
ここで補足が必要になると思います。つまり、他の解決方法です。
上に示した通り、費用負担を利用者に負わせることがその1つです。
また、煤だらけ町の例もありますが、これも同じです。大気汚染の費用を地元の産業界(おそらく大気汚染の発生源なのでしょう)
に負わせることで解決しています。

まとめるなら、公共財に関わる問題では、必ずしも私的所有制度が最善の解決策ではなく、
費用負担と利害関係を一致させることが重要である、といったところでしょうか。

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/08/01(日) 02:45:05 ID:SCHXdWio
蛇足ですが
最初は、これはひっかけ問題か?と思い、以下のようにも考えてみました
つまり、水族館に行く人全員が45分待たされるのかどうかです。
開館と同時に着いた人は待ち時間ゼロ。やがて混雑し、待ち時間が45分になったところで人々は並ぶのをやめる、と考えるのが自然なのではないでしょうか。
このことをグラフで考えてみます。
縦軸に効用(U)、横軸に人数(N)をとったグラフを想像してください。
まず、公園の効用を仮に1とします。公園はどんなに人数が増えても効用が変わらないので、U=1の直線です
次に水族館に関してですが、ここでは簡単に、1人入館するごとに待ち時間が1分増えるとし、その時の効用の減少を1とします。
最初の人の待ち時間はゼロ、この時の効用を仮に46としましょう。すると、U=46−Nの関数が描けます。
U=1、すなわち公園の効用との交点が水族館の効用と無差別になる点です。この場合、N=45となります。
N=46からは、水族館の効用が公園の効用を下回るため、人は公園を選びます。
ここで重要なのは、個々の数字(=個人の効用)ではなく、グラフで囲まれた面積(=社会全体の効用)です。
@公園しかなかった場合、社会全体の効用は、U=1と(町の人口を100人として)N=100で囲まれた面積です。
A水族館がある場合、社会全体の効用は、U=46−NとN=45で囲まれた台形+残りの人口55人×公園の効用1です。
Aの方がU=46−NとU=1で囲まれた三角形の面積分だけ@よりも社会全体の効用が大きいことがわかるでしょう。

って考えてたら、開館45分前から人が並びだす可能性も思いついて、このアイディアは却下しましたw

11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/08/01(日) 09:13:08 ID:DD+GVv2w
竹内先生のボーナスレポートですね。

私もこの問題には興味があったので、>>8-10さんのレスを読ませて頂こうと思います。
蛇足ですが>>1へ。丸映しはいけませんよ!
期末試験の最後に書かれた先生のメッセージを良く考えてからレポートに臨んでくださいね。

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