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マルセル・デュシャンと20世紀美術

54 :わたしはダリ?名無しさん?:2006/04/17(月) 12:57:54
231 名前:工芸家 ◆r9UYj0GP/s [] 投稿日:2006/04/17(月) 12:31:10
ではなぜ作品にコンセプトや意味を求めるようになったのでしょうか?
私の考えでは20世紀美術評論界の問題ですが、ゴッホとデュシャンが大きく関わっているように思います。

ゴッホ以前にあのような絵を描いた人は居ませんでした。
当時の評論家は彼の絵を酷評し、ゴッホは全く評価される事なく死んだわけです。
ゴッホの絵が生前に一枚しか売れなかったのは有名な話です。
彼の死後その作品の評価が高まるにつれて、
評論界には”ゴッホを見逃してしまった”という後悔の念が渦巻いていました。
それは必然的に”第ニのゴッホを見逃してはならない”という気運を高める事になりました。
新しい事をする芸術家を無碍にしてはならない。という空気が出来上がってしまったのです。
そこへ天才マルセル・デュシャンの登場です。
”ゴッホを見逃したトラウマ”がデュシャンの評価をスムーズにしたことは間違いないと私は思います。
そしてデュシャンが評価された事により20世紀美術の方向性が決定的になりました。
本来その流れはデュシャンだけで終わるべきものでしたが、
誰もやったことのないことをすることが現代美術の主流になってしまったわけです。

デュシャンの後追い的に奇をてらっただけの思い付きを実行する制作者。
意味ありげで難解なタイトルをつけるだけで、後は評論家が勝手に解説してくれる。
作品には全て高尚で哲学的で難解な意味が付け加えられ、鑑賞者を煙に巻く。
そして、教養があり知的で崇高な人間”と思われたいだけの中身の無い
金持ちのアメリカ人が”理解できたフリ”をして、それを買う。
そして評論家自身もそういった”やったもの勝ち”の作品を
否定する事は出来なくなっていきました。
ゴッホのトラウマを再現するわけにはいかないから。
これが現代美術の正体です。

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取りに行ったけどなかった。次は一時間後に取りに行くです。
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