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武田騎馬軍団は鉄砲三段撃ちで全滅した その2

1 :日本@名無史さん:2007/08/22(水) 21:34:27
戦国最強の武田騎馬軍団は織田鉄砲隊の三段撃ちで全滅した。
これ世間の常識。

なのに未だにそれを受け入れられないひとっていったい何なの?
水戸黄門が諸国を漫遊して悪代官を成敗してまわったことを否定する輩と同類だよ?
いい加減目を覚ませよ

前スレ
今時、鉄砲三段撃ちとか言ってる奴って何なの?
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history/1153655869/l50

255 :日本@名無史さん:2007/09/02(日) 11:06:56
>>244
>勝頼が鳶ヶ巣山に籠り、長期戦となれば
いや、そうなった場合に備えての設楽が原のベース・キャンプなんだ。

よく逐次投入の愚について書かれているが、その意味では織田・徳川も逐次投入だよ。
酒井が第一陣。織田・徳川は、直接の目的としては兵糧に事欠いている長篠城の救援に来た訳だから当然それに対しての準備をして来ている。
また長期戦に対しての備えもあったはず。梅雨時で雨が降り続いており、織田が攻めるにせよ、武田が攻めるにせよ、思うに任せない展開になることは十分に予測できるからだ。
途中の進軍が遅いことを訝る人もいるようだが、これは大量の物資の移送に手間取ったことを考えれば、これくらいの時間がかかるのはむしろ当然。
岡崎にまる2日逗留したのもだ。兵糧だけでなく、弾薬・馬防柵の資材なども含めれば、従来の軍に比べて相当な装備の量となったはずだ。

いわば、戦闘&築城に近い部隊。
戦闘のイメージとしては、長篠城包囲の武田軍に対して攻撃をしかけ、相手が出てきたら、ベース・キャンプのある本陣まで逃げてくる。
この繰り返しで撹乱し、相手陣形が乱れたところで総攻めを行う。
武田軍が徹底的に逆襲してきたら、本陣で防ぐ。そこで鉄砲の出番だ。

うまく行き過ぎて総攻め以前に長篠城が解放できたら、本陣と長篠城および解放部隊の両方から撃って出て、挟撃作戦を取る。

結果は。武田勝頼の本陣と包囲部隊が別々に行動したので、長篠城救援はたった1回の部隊投入で成功。長篠城は解放。
そして、武田軍は逐次投入で本陣に突撃してきた。即総攻めは中止、迎撃して悉く撃退。
その突撃が止んだところで、一斉に総攻め。武田軍は包囲軍は既に鳳来寺山へ撤収してしまっており、本陣も慌てて退却。追撃に遭って主だった諸将が討たれ、大勢は決した。

織田・徳川の方が懐が深く、いろいろな軍事オプションが取れた戦い。
補給についても、有利。ここ(三河国長篠)は徳川領だ。むしろ、出張って来ているのは武田方。
長期戦になった場合でも、むしろ苦境に陥るのは武田勝頼のはずだった。


256 :日本@名無史さん:2007/09/02(日) 14:16:06
>>255
かなり説得力があるね。漏れは何だか行きがかり上、武田擁護みたいになってしまっているけど。
もしこの状況で武田に状況打開の道があるとすれば、あくまで長篠城包囲に重きを置き、勝頼はそれとは別に動くべきではなかったということかな。

織田・徳川軍は、酒井忠次で失敗しても、次々に邀撃軍を編成して攻撃してきただろう。
ただし、この戦いの成否は「長篠城」を武田が落とすか、織田・徳川が救出するかにある。
戦略的にも、そして政治的にも。信長にとっても、長篠城が落城してしまった場合、徳川との信頼関係の問題になる。
だから、勝頼は、どんなことがあっても(自軍の被害を出しても)、ここは落城まで持っていくべきだった。だから、包囲から離脱してはいけないんだ。

もっとうまいのは、備中高松城の羽柴秀吉だろう。毛利5万が救援に来た。
秀吉は3万。だが、足守川を堰き止めて水攻めにしている状況で、毛利との交渉を進めている。
信長の来援と高松城の城兵の命、というカードをうまく使いこなし、実は信長が本能寺で死んだにも拘らず、交渉を纏め上げて、自軍を温存して撤退に成功した。

勝頼は、来援は期待できないが、長篠城兵の命(家康の長女も城内にいる)をカードに交渉すべきだった。
虎の子の長篠城を放置して、本陣が西に向かい、織田・徳川本陣を目指したところでアウト。
馬だろうが、鉄砲だろうが、もう何をやっても勝てない状況だった。


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