【勝手に】感じで漢詩【解釈】 2
- 96 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/07/08(火) 23:52:50 ID:ifJ/3JNm
- こんばんはですよ
>>94
水に恵まれ 田畑と言わず山野と言わず 緑滴る豊かな国であったものを
戦に巻き込まれたばっかりに がれきだらけの荒れ地になってしまったよ
誰しもが明日はわからぬ身の上となり 祭りの為に山の木を切り 草を刈る
そんなささやかな楽しみさえ 暮らしの中から消えてしまった
君に頼む どうか諸侯に封じられたなどと言う話はしないでくれ
一人の将軍の武勲の影には 夥しい髑髏の山が隠されているのだから
さて、功の一つでも立ててくれれば、白骨達もまだ立つ瀬がありましょうが…
おっと、いけません
ここは詩を味わうスレですからw
スレ主自身が横道に逸れるなど、言語道断ですね
反省!
あ、そう言えば、中学の頃ですが、一人「言語道断」を「言語横断(げんごおうだん)」だと
思い込んでる子がいましたっけ
昔の話です、ええ、本当に
- 97 :紫雪:2008/07/09(水) 22:09:00 ID:+RNHJ9HQ
- >>96
こんばんは
時宜に応じた素晴らしい訳をありがとうございます。まったくねぇ(嘆息)
- 98 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/07/09(水) 22:48:36 ID:rcVrD+Na
- こんばんはですよ
>時宜に応じた素晴らしい訳をありがとうございます。
とんでもない事です
詩が有れば、ついつい自分勝手に解釈してしまう
ただ、それだけですよ
老将憤死叫渡河
過虚二百四十年
最後の最後まで国を案じた老将軍 宗沢 のような人材がいれば、少しは様子が変わっていたでしょうか?
- 99 :紫雪:2008/07/09(水) 23:44:51 ID:+RNHJ9HQ
- >>98
そうですねえ。まさに韓愈の『馬厭穀』の結句の心境。
一朝失志兮
其何如
已焉哉
嗟嗟乎鄙夫
- 100 :名無氏物語:2008/07/10(木) 13:44:52 ID:dmPCgC8D
- 100ゲット・・・
- 101 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/07/12(土) 15:44:23 ID:8y6uNF86
- こんにちはですよ
既にこちらではセミが焦げるように鳴いております
朝寝出来ない分、 そこはかとなく と言うより どこはかとなく と言いたいぐらい
脳がドヨんでいます…
>>99
言葉は短いのですが、深い憤りに満ちていますね
国家が 国家としての意志と気位を失ったなら
そこに生きる民衆は 一体どうなってしまうのか
(国政に参与する者が 己の務めを忘れ果て
自らの欲得のみを追い
民衆の暮らしも 国の益も 全て後回しとしていれば
やがて 国家は崩壊する)
その当たり前のことすら 飲み込めていないとは
ああ 本当に どうしようもない
品格賤しき者と それに集る賤しき者共よ
この憤りは、いつになれば無くなるのでしょうね
- 102 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/07/12(土) 15:45:31 ID:8y6uNF86
- 『楚狂 接輿歌』 by論語・微子
鳳や 鳳
何ぞ コの衰えたる
往く者は 諫(いさ)むべからず
来る者は 猶(な)お追うべし
已(や)みなん 已(や)みなん
今の政に従う者は 殆(あやう)し
鳳凰よ 鳳凰よ
なんと愚かな なんと恥知らずな時代となったことだろう
過ぎ去った事に 今更意見したとて どうしようもないが
これから始まる事なら まだ幾らでも変える事が出来るのに
ああ もうどうでもいい
この時代 政府(おかみ)の言う通りにしていれば
きっと みんな 滅んでしまうだろう
- 103 :紫雪:2008/07/13(日) 12:40:19 ID:wwGMmsm2
- >>101
こんにちは
この憤り綿々として 尽きる時無けむ
といったところでしょうかw
しかし暑い!ビールにシャワーの季節ですが、浴びるそばから汗が出ます
。温暖化もあるでしょうが、昔も暑かったんですね。
残杯 移して傍う 水辺の亭
暑気 人を衝いて 忽ち自ら醒む
最も喜ぶ 樹頭 風定まりし後
半池の零雨 半池の星
山園避暑 王世貞
- 104 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/07/13(日) 18:28:57 ID:DHvUCA8T
- こんばんはですよ
>>103
今日も暑かったですねえ
もうじき風呂が沸きますから、冷たいビールはもう少し我慢我慢w
しかし、呑兵衛の思う事は、古今東大差ないと言うのが愉快ですねえ
(訳)
飲み残しを持って 水辺の亭(あずまや)へ行ってみたら
押し寄せる熱気に ほろ酔い気分が吹っ飛んだ
でも その後の 梢をざわつかせる風がおさまって
池の表面に雨が降り それが水底からは星のように見える
そんな時が一番好きだ
- 105 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/07/13(日) 18:38:05 ID:DHvUCA8T
- この季節、気分良く酔っ払うと、人はどうもおかしな事をしてしまうようです
『初夏游張園』 by戴復古
乳鴨(にゅうおう)の池塘(ちとう) 水 浅深(せんしん)
熟梅の天気 晴陰(せいいん) 半(なか)ばす
東園に酒を載せて 西園に酔い
摘み尽くす 枇杷 一樹の金
鴨の雛が 池の浅い所にも深い所にも 幾つも幾つも浮かんでいる
梅の実が熟す頃は 晴れやら雨やら お天気が定まらない
東の庭で 酒を頂戴したら 西の庭で酔っ払ってしまい
その所為で 枇杷の木に 金色の実が鈴なりに成っていたのを
一つ残らず 全部摘んでしまったのだよ
- 106 :名無氏物語:2008/07/13(日) 22:36:39 ID:z30WlI7A
- 漢文の原文も書いてもらいません?
イキナリ書き下しの文章書かれてピンときませんので。
- 107 :名無氏物語:2008/07/14(月) 10:58:45 ID:fJkEhAEj
- 原文書かれてピンとくるくらいなら、題と作者名でググれよ
- 108 :名無氏物語:2008/07/14(月) 13:39:36 ID:YjpzIgcx
- 煩悩w
- 109 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/07/15(火) 22:09:21 ID:F6FOxgG3
- こんばんはですよ
>>106
申し訳ねーですが、その気は全然ねーですよ
>>108
煩悩に関係してそうな、こんな詩をみつけましたw
『哭宣城善醸紀叟』 by李白
紀叟(きそう) 黄泉(こうせん)の内
還(ま)た 応(まさ)に 老春(ろうしゅん)を醸(かも)すべし
夜台(やだい)に 暁日(ぎょうじつ)無し
酒を沽(う)りて 何人にか与(あた)うる
紀のじいさんが ポックリ逝っちまった
また あっち(あの世)でも酒(老春)を作るんだろうか
でも あっちは永遠に晩だって聞くぞ
一体 何人を飲んだくれにする気なんだ?
- 110 :紫雪:2008/07/16(水) 20:52:20 ID:yI+tT2HI
- こんばんは
面白い詩ですねえ。紀叟がいれば、陶さんもこの詩は書かなかったかもw
生有れば必ず死有り
早く終うるも命の促(ちぢ)まれるには非ず
昨暮は同じく人為りしに
今旦は鬼録に在り
魂気は散じて何くにか之く
枯形を空木に寄す
矯児は父を索めて啼き
良友は我れを撫して哭く
得失 復た知らず
是非 安んぞ能く覚らんや
千秋万歳の後
誰か栄と辱とを知らんや
但だ恨む 在世の時
酒を飲むこと 足るを得ざりしを
擬挽歌詩(其一) 陶淵明
- 111 :名無氏物語:2008/07/17(木) 13:50:41 ID:cZofRin9
- 111ゲットw
- 112 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/07/18(金) 00:07:21 ID:Ov9AQxOe
- こんばんはですよ
>>110
紫雪さん、それもまた面白い詩ですねえ
『在世の時 酒を飲むこと 足るを得ざりしを 』
なんて言ってますが、現実にはまだ生きているんだから、もしかしたら死ぬほど飲む事が出来る
日が来るかもしれないのにw
飲酒のままならぬ事は、この世に愛する人々を置いて行く事より辛い
そんな風なニュアンスに受け取れます
- 113 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/07/18(金) 00:08:43 ID:Ov9AQxOe
- (^ ^;)ゞ 訳するまでもなさそうですが、お約束なので
生まれたものは いつか必ず死んでしまう
でも 若死には 命が縮んでそうなった訳じゃない
昨夜は みんなと一緒に生きていた人も
今朝は もう死者の仲間入りをしてしまってる
魂は何処へ散らばってしまったのか
枯れ切った形ばかりを そこに残して
動転した子供は 在りし日の父親を思って泣き
良き友は 自分の身体を撫でながら 泣き叫ぶことだろう
人生の帳尻があっていたかどうか それはわからない
だから 自分の生き方が正しかったかどうか それもまたわからない
長い長い時が過ぎた後で
誰かが 名誉と恥辱を拾い上げ 評価してくれるかもしれないが
ただ 恨めしく思うのは この世にある間に
得心するまで酒を飲む事が出来なかった事だ
- 114 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/07/20(日) 10:01:01 ID:mr87xibz
- おはようございますよ
梅雨明け宣言と同時に、一気にセミが出て来て賑やかになり、朝寝してらんなくなりましたですよ
夏ですねえ ι(´Д`υ)アツィー
で、夏と言えばGも蚊も増えやがるのですが、そのうちの蚊を取り上げたこんな詩がありましたよ
『蚊』 by黄中堅
斗室 何(いず)くより来る 豹脚の蚊ぞ
殷として 雷鼓の如く 聚(あつ)まること雲の如し
多なし 一点 英雄の血
閑(かん)に 衰年(すいねん)に到りて
君に付する事 忍びんや
- 115 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/07/20(日) 10:01:53 ID:mr87xibz
- なーんか難しそうですが、訳してみればこーんな風になりましたです
狭苦しい部屋に 何処かから 豹柄の脚をした蚊がやって来た
雷が ゴロゴロと轟きながら 近付いて来るように
遠くから 雲が どんどん押し寄せてくるように 集まって来る
あのなあ そんなに寄って来ても
たった一人のこの英雄の血は ほんのちょびーっとしかないんだよ
もう よぼよぼの爺さんになってしまったから
おまえさんらにやるような 余分は全然ないんだよ
- 116 :紫雪:2008/07/21(月) 17:44:20 ID:nbGs+c2u
- こんばんは
蝉も蚊も、季節らしくていいですね。休日にビール飲みながら、ぼーっと
、景色を眺めていると、白氏の気分も分かるよう
な気がします。
風竹 清韻を散じ
煙槐 緑姿を凝らす
日高くして人吏去り
閑坐して茅茨に在り
葛衣 時暑を禦ぎ
蔬飯 朝飢を療(いや)す
此れを持して聊か自ら足る
心力 営為少なし
亭上 独吟罷む
眼前 無事の時
数峰 太白の雪
一巻 陶潜の詩
人心各おの自ら是とす
我が是 良(まこと)に茲に在り
廻って謝す 名を争う客
甘んじて君の嗤う所に従(まか)す
官舎小亭閑望 白楽天
※閑は門中に月につくる
- 117 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/07/24(木) 00:45:39 ID:G9vDN8eT
- 真夜中に、こんばんはですよ
パソコンが不調になったので、少し折檻してやろうと思ったら、その気配を察したのか、いきなり直りました
何処かにコビトさんが隠れてて、こっちの様子を窺っていたのかも知れません
侮れないヤツです
- 118 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/07/24(木) 00:50:49 ID:G9vDN8eT
- >>116
時間を効率よく使う生活と、時間に縛られない生活と
人はずっとその両方を追い求めて来たのでしょうね
風に揺れ 触れ合う竹が 涼しげな音を立てている
生い茂った槐は 堂々とした姿を見せている
まだ日は高いが 役人は何処かへ行ってしまったから
茅葺屋根の粗末な小屋で のんびり座ってる事にしよう
葛の衣は 季節の暑さを禦(ふせ)ぎ
ご飯と漬け物が 朝の空腹を満たしてくれる
これだけあれば 何にも不足に思う事はない
世間体を構うような そんな気持ちもない
あずまやで 独り詩歌を口ずさむばかり
目の前を 穏やかな時間が過ぎて行く
うち続く峰々は 清らかな白い雪で覆われ
さながら 陶潜の詩の一遍を見るようだ
人には それぞれ物差しがある
私は ここで静かに暮らすことが 一番の望みだ
名誉を競い そちらへ私を誘ってくれる人々に お詫びしよう
そして 幾らでも好きなだけ 嗤(わら)ってくれたまえ
- 119 :紫雪:2008/07/25(金) 22:29:43 ID:ufUdAxiM
- こんばんは
こびと恐るべしw
昨年の今頃、飼い猫が急病で死にました。歴代の中でも、最もかわいいキ
ジ虎でしたが、去るもの日々に疎しで、早いものです。
いつの世も、飼い主の情は変わりませんね。猫お嫌でなければいいのです
が。
五白の猫を有してより
鼠は我が書を侵さず
今朝 五白死す
祭って飯と魚とを与う
之れを中河に送って
爾を呪するは爾を疎かにするに非ず
昔 爾は一鼠を噛み
銜え鳴いて庭除を遶れり
衆鼠をして驚かしめんと欲し
意は将に我が廬を清めんとするなり
一たび舟に登ってより来(このかた)
舟中 屋を同じうして居る
きゅう糧 甚だ薄しと雖も
漏窃の余を食うことを免る
此れ実に爾の勤むる有ればなり
勤むる有ること鶏猪に勝る
世人は駆駕を重んじ
馬驢に如かずと謂う
已んぬる矣 復た論ずる莫らん
爾の為に聊か欷歔せん
祭猫 梅尭臣
きゅうは米臭
- 120 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/07/26(土) 09:29:42 ID:dNfKfcI4
- おはようございますよ
既に人・機ともに煮えて、上の方に陽炎が揺らいでおりますよ
>>119
猫さんは好きですよ、ご安心下さい
ペットと言えば何やら軽く聞こえますが、実際には家族の一員です
私は、5年前に死んだインコの事を思うと未だに泣いてしまいますよ
15年間、人の手の上で餌を啄み、水浴びをし、しゃべり、眠った子ですから、次の子を飼ってはいますが
まだ忘れられないのです
未練ですねえ
- 121 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/07/26(土) 09:31:39 ID:dNfKfcI4
- それでは、拙訳をw
五白のサイコロ模様の猫を飼い始めてから
ネズミが私の書物を台無しにする事がなくなった
今朝 その『五白』が死んでしまった
人と同じように 祭壇を組み 飯と魚を供える──
三途の川へおまえを送り 経を誦むのは
もうおまえが要らなくなったからではないのだよ
昔 おまえは一匹ネズミを捕り
銜えたまま 器用に鳴きながら 庭中を走り回った事があったなあ
あれは 他のネズミ共を脅かし 怖がらせて
私の書斎から 奴等を追っ払おうと思ったんだろう?
いつだったか 舟に乗った時も 家と同じようにしてたっけ
ちょっぴりしかない非常食だったけど
ネズミの喰い残しを食わなきゃならない羽目に成らずに済んだのは
おまえが一生懸命頑張ってくれたお陰だった
ニワトリやブタなんかより おまえの方がずーっと役に立ってたよ
世間の人は 立派な車に乗る事が素晴らしいと思ってるから
猫なんか ウマやロバの足下にも及ばない なんて言うけど
バカじゃないか そんなもの てんで話しにならないさ
私は おまえを思って 涙が止まらないよ
- 122 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/07/27(日) 18:49:39 ID:9F8lx9OY
- こんばんはですよ
よーやく日暮れとなったです
あー、ぎょうもあぢがっだぁ…れすよ
風呂上がりの一杯は堪えられませんねえ♪
キンキンに冷えたジンを一口キュッと飲んでから、チェイサー代わりにビールをクイっ!
あー、こんな事が出来るのも家族の前だけです
でね、家族は何処にいても家族なのですが、みんなが穏やかに暮らせる所が家だと思うのですよ
杜甫さんもこんな優しい詩を書いてます
- 123 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/07/27(日) 18:50:07 ID:9F8lx9OY
- 『卜居』 by杜甫
浣花(かんか)渓水(けいすい) 水の西頭(せいとう)
主人 為(ため)に卜(ぼく)す 林塘(りんとう)の幽なるを
己(すで)に知る 郭(かく)を出て 塵事(じんじ)少なきを
更に 澄江(ちょうこう)の 客愁(かくしゅう)を銷(け)す有り
無数の蜻蜒(せいてい) 斉(ひと)しく上下し
一双(いっそう)のケイセキ 対して沈浮(ちんふ)す
東行万里 興に乗ずるに堪えたり
須(すべか)らく 山陰に向かって 小舟に入るべし
*ケイは溪+鳥、セキは勅+鳥 と書きます
- 124 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/07/27(日) 18:51:22 ID:9F8lx9OY
- 浣花の渓(たに)から続く 清らかな川の西岸の辺に
風水の良い場所を占い 中でも林や堤に近い 静かな土地を求めた
郊外だから 忙しなさも埃っぽさも 殆ど無いし
何より 澄み切った水が 異郷の地にいる愁いを洗い流してくれる
沢山のトンボが群れて 上がったり下がったりしているし
一対のオシドリが 後になり 先になりしながら 仲良く並んで浮いている
どんどん東へ分け入っても まだまだ心弾む景色が広がっている事だろう
さあ それでは山裾の方へ 小舟に乗って出掛けてみようか
- 125 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/07/27(日) 18:55:40 ID:9F8lx9OY
- で、不思議なのですがこの『卜居』、何故だか「塵事(じんじ)少なきを」の後に杜甫さんの別の詩
『客至』がくっついて紹介されてるのが多いんですよ
(;`ー´)ゝ”ドシテカシラ?と思うのですが
せっかくなんで、そっちも載せておきますね
- 126 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/07/27(日) 18:56:05 ID:9F8lx9OY
- 『客至』 by杜甫
舎南(しゃなん) 舎北(しゃほく) 皆 春水(しゅんすい)
但だ見る 群鴎(ぐんおう)の日々に来たるを
花径 曾(かつ)て 客に縁(よ)って掃(はら)わず
蓬門(ほうもん) 今 始めて君が為に開く
盤ソン 市 遠くして 兼味(けんみ)無く
樽酒 家 貧にして只だ旧バイあり
肯(あえ)て隣翁と相対して飲まんや
籬(まがき)を隔て 呼び取りて 余杯を尽さしめん
*ソン:タ+食、もしくはン+食です
*バイ:酉+倍−イ
- 127 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/07/27(日) 18:56:47 ID:9F8lx9OY
- 家の南側も北側も もう すっかり春の気配
なんとなく カモメの群も 日に日に数が増えている
客も来なかったから 花の小径も 長らく放ったらかしだったけど
あなたが訪ねて来てくれたので 今日は粗末な門を初めて開いたよ
皿に盛った料理は 市場が遠いから 品数が少ないし
樽のお酒も うちは貧乏だから 古い濁り酒しかないけれど
良かったら 隣の爺さんも一緒に 一杯やらないかい?
垣根越しに声を掛け 皆でありったけ飲もうじゃないか
- 128 :名無氏物語:2008/07/29(火) 02:58:18 ID:6PbcXP3E
- ダメだ・・・もう我慢の限界・・・なにこの糞スレ・・・・
もうね、金融工学を学んでる自分からすると馬鹿馬鹿しくて観てられないのね・・・
高卒とか文系の人は楽しめるかも知れないけど、自分は無理っすわ・・・
っつーことで落ちるわw あとは高卒&文系の諸君で楽しんでくれやノシ
- 129 :名無氏物語:2008/07/29(火) 08:16:02 ID:RfNA6M15
- >>128
いくら古文漢文板だからって、そんなカビの生えたコピペ持ってくるなよw
ほら、これやるよ(・o・)つ【しゅうちしん】
- 130 :紫雪:2008/07/29(火) 18:48:18 ID:FeYIVBjx
- こんばんは
『祭猫』の訳、泣けました。しかし、ビールでジンを流し込むとは、ルビ
ーさんも相当イケる口ですねw
あっさり水墨画のような詩を選んでみました。
山僧 棊に対して坐す
局上 竹陰清し
竹に映じて人の見る無し
時に聞く 子を下す声
池上 二絶(其一) 白楽天
- 131 :名無氏物語:2008/07/30(水) 11:42:02 ID:pfFhKm17
- g p shn h z
chng chn c m shn
gn sh h jn l
hn b n jng xn
fng h ln sn y
j sh d wn jn
b t s gng dn
hn y b shng zn
- 132 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/07/30(水) 22:56:36 ID:mlqANNXZ
- こんばんはですよ
>>130
>『祭猫』の訳、泣けました。
紫雪さんにそう言って頂けると、大変嬉しいですよ
>ルビ ーさんも相当イケる口ですねw
いえいえ、ほんのちょっと嗜む程度です
ふふふ
では、訳に参りましょうかw
山のお寺の坊様に 碁を一局 お手合わせ願う
盤上を過ぎた風に 竹がさわさわ 鳴っている
観衆は誰もなく 無数の竹が見守るばかり
その静寂を破るのは 時折打たれる 石の音
しかし、しかし、しかし、ですね
大疑問が一つあるのですよ
この人達、ヤブ蚊は平気なのでしょうか?
蚊遣を焚けば、なんだか清冽な景色が霞みそうですしねえ……
下男どもが、二人から見えない辺りで、必死で蚊を捕ってるんでしょうか?
謎です、はい。
- 133 :紫雪:2008/07/31(木) 00:37:57 ID:a691niTV
- >>132
そこで例の黄中堅『蚊』の出番でしょうかw
どうしてたんでしょうね?坊主や道士なら悟り澄ましてもいられるでしょ
うが、後宮の雪膚花貌にプチっと虫刺され、なんて艶消しですよねw
- 134 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/08/02(土) 23:12:27 ID:otWSQX1G
- こんばんはですよ
>後宮の雪膚花貌にプチっと虫刺され、なんて艶消しですよねw
しかし、蚊は相手を選んで避けてはくれませんからねえ
後宮の佳人達もやはり被害を被っていたと思いますが、一体、どうしていたのでしょうか?
私など、小さい頃は蚊に刺された所に爪で模様を付けていましたが (^ ^;)ゞ
やはり、我慢していたんでしょうかねえ
我慢と言えば、我慢しているように見えない所まで行くと、それは尊敬に変わりますね
『碧厳録』に収められた例の有名な言葉の、元の詩を見つけました
- 135 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/08/02(土) 23:13:09 ID:otWSQX1G
- 『夏日題悟空上人院』 by杜荀鶴
三伏(さんぷく) 門を閉ざし 一衲(いちのう)を披(き)る
兼ねて 松竹の房廊(ぼうろう)を蔭(おお)う無し
安禅(あんぜん)は 必ずしも山水を須(もち)いず
心頭を滅却すれば 火も亦(ま)た涼(すず)し
陽気の盛んな三伏の頃でも 戸を閉め切り 僧衣を着ておられる
部屋や廊下が 松や竹の日陰になって涼しいと言う訳ではないのに
安らかな禅定の境地に至るには 必ずしも山水を必要としないのだ
感じたままにざわつく心を滅ぼせば 火でさえも涼しいと思えるようだ
- 136 :紫雪:2008/08/03(日) 15:01:44 ID:fbq683jb
- >>135
相変わらず蒸し暑いですね〜。
煩悩の塊みたいな自分には、一生縁の無い境地ですw
シャワーにビールに昼寝が極楽ですね。
白羽扇を揺がすも嬾く
裸袒す 青林の中
巾を脱して 石壁に挂け
頂を露わして 松風に灑がしむ
夏日山中 李白
- 137 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/08/03(日) 20:24:05 ID:lWyd3+Ne
- >>136
この世は、煩悩だらけの衆生で溢れているから、面白いんじゃありませんか?
聖人に極楽は当たり前
でも、煩なる衆生には、一寸した極楽が有り難いと思えるのですよ
してみると、聖人より衆生の方が、人生のあちこちで折に触れ感謝している、実に素ン晴らしい
人々だと思うのですが
それにしても、李白と言う人は本当に凄い人だと思いますね
自分の時々の気持ちを大胆に、しかもさらりと言ってのけられる
気持ちを素直に言える人は沢山いますが、その言葉が詩と言う形式のちゃんとした約束に
叶っている
これは、本当の本当に、とぉーーーっても物凄い事だと思いますよ
- 138 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/08/03(日) 20:25:53 ID:lWyd3+Ne
- んでは、迷訳行ってみましょうかw
白い羽根団扇で お上品に扇いでいるのも面倒くさい
こんな時は潔く 諸肌脱ぎでいいじゃないか
場所も折良く 青々とした林の中だ
頭巾なんか取っ払って そこらの岩に引っ掛けとこう
頭の天辺 鬱陶しいのを おっ放りだして
松林の中を抜けてくる 涼しい風に嬲らせておこう
- 139 :名無氏物語:2008/08/03(日) 23:38:51 ID:clPya99j
- 谷神は死せず、これを玄牝という
高校2年生の時にこの一文を習ったけど
直訳でサラッと次の漢文に行ったので意味がわからず今28才に至ります
何か比喩、暗喩的なものを感じずっと気になってるのですが
どなたかご教授願えませんか
- 140 :名無氏物語:2008/08/04(月) 01:34:06 ID:FVVreuZp
- >>139
老子・荘子
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1052414110/81
ここできいてみたら?
- 141 :名無氏物語:2008/08/04(月) 22:37:58 ID:ZUI3mrSx
- >>140
thxです。
- 142 :名無氏物語:2008/08/05(火) 15:56:52 ID:m3FvIaym
- 大作先生 敬贈 国家主席胡錦濤閣下
國富邦和日日新 家家充裕感恩深
主施仁政行王道 席不暇温為人民
平仄ばっちりあってます。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080508/plc0805082204018-n1.htm
- 143 :名無氏物語:2008/08/06(水) 08:34:45 ID:GtmCshGA
- 明月 幾時より有る
酒を把りて 天に問う
知らず 天上の宮闕は
今夕 是れ何れの年なるかを
我 風に乗りて帰去せんと欲すれど
又た恐る 瓊樓玉宇
高き処 寒さに勝てず
起舞すれば 清影したがい
何ぞ似ん 人間に在るに
朱閣に轉じ 綺戸に低くして
照らされ 眠ること無し
應に 恨み有るべからざるも
何事ぞ とこしえに 別かるる時は円かなる
人に悲歓離合有り
月に陰晴円缺有り
此の事 古えより全うすること難し
但だ願わくは 人長久にして
千里 嬋娟を共にせんことを
蘇軾 水調歌頭
- 144 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/08/06(水) 23:16:03 ID:AAiWJQaS
- こんばんはですよ
>>139、>>141
お役に立てなくて、申し訳ねーですよ
>>140
上の人を誘導して頂いて、どうもありがとうございます
>>143
ああ、ありがとうございます
李白にふいんきの似た、イイ感じの詩ですね
では、早速いぢらせて頂きますよ
ふふふのふ♪
- 145 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/08/06(水) 23:18:56 ID:AAiWJQaS
- 美しい月は いったい 何時からあるんだろう
酒杯を片手に 紺碧の天に問うてみる
天上の宮殿では この夕べは どんな星巡りになっているんだろう
仙人が言う
私は 風に乗り 月世界へ帰りたいと思うのだが
宝石のように きらびやかな楼閣が 建ち並んでいるのを恐れ
また その場の冷たさをも 恐れているのだよ
(まるで この世のと同じような 権勢の有様を 気術なく思っているのだよ)
湧き上がる思いに 堪え切れず 遂に起って 舞い出せば
密やかに 影は 我が身に添って 形を示す
してみれば 月世界も人世界も 互いが互いの影なのだなあ
- 146 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/08/06(水) 23:19:54 ID:AAiWJQaS
- 素晴らしい楼閣の上を 高く 横切って行く月
しかし 月光は 低い位置にある この飾り窓にすら差し込み
その明るさに 眠ることが出来ない
月に恨まれるような 覚えは全くないのだが
どうして何時も 別れの時には
全ての事が 真円のように 揃ってしまうのだろう
人には 悲しみと歓び 別れと出会いがあり
月には 隠れたり現われたり 円くなったり缺けたりする時がある
これらのように 昔から 物事は 人の思い通りには行かない
ただ 願うのは あの人が 建康で長生きして欲しいことと
遠く 遥かに隔たっていても この美しい月を 一緒に 眺めていてくれること
それだけ
- 147 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/08/13(水) 12:46:26 ID:rk0bEtOZ
- こんにちはですよ
さてさて、お盆なのですよ
お墓参りと言うのも暑くて、こっちがあっちへ行ってしまいそうになるのですが…
しかし、考えれば、麻殻を焚けばあっちの人はそれぞれ家へやって来る訳で、その間に
お墓参りしたとて、先方はハテお留守なのではないかしらん?などと思うのですよ
まあ、夏だから、墓石に水浴びさせたげようと言う思いやりかもしれませんが
- 148 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/08/13(水) 12:48:49 ID:rk0bEtOZ
- 詩経の中で、ちょっと感じイイのを見つけました
タイトルがよくわからないので、適当に仮題つけときますね
『庭燎(ていりょう)』
夜は如何 夜は未だ央(つ)きず 庭燎の光
君子至る 鸞聲(らんせい)将々(そうそう)たり
夜は如何 夜は晨(あした)に郷(む)かえり 庭燎 輝き有り
君子至る ここに其の旗を観る
- 149 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/08/13(水) 12:49:50 ID:rk0bEtOZ
- 訳ざますw
まだ夜だろうか
そう 夜明けには早いようだ
幾つもの篝火が 庭を明るく照らしている
公子達のお出ましだ
凛々と鈴の音を響かせながら 次々馬車がやって来る
まだ夜だろうか
そろそろ 空が白み始めた
篝火は熾になり 最後の輝きを放っている
公子達のお出ましだ
氏族の旗を誇り高く掲げ しずしず進む 美しい行列を観る
- 150 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/08/17(日) 14:12:16 ID:dqsuRkzz
- こんにちはですよー
あぅあぅ
暑ぃー…んですが、お盆に入った辺りからセミの声が少なくなりました
台風なんぞも、許可無く勝手に接近してやがります
ごるぁっ!私はまだ海に行ってねーのですよ、もちっと遠慮しやがれ!です
そうそう
全然話が変わりますが、出雲大社が60年に一度の御遷宮だったとか
祭は何処にでもありますが、御遷宮のように、物事を繰り返しながらもハッキリ改まる祭と
言うのは少ないのではないでしょうかねえ
それに因んでと言う訳ではねーですが、また、詩経から祭の詩を見つけました
これも題名がわからねーので適当です
- 151 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/08/17(日) 14:13:15 ID:dqsuRkzz
- 『采菽(さいしゅく)』
菽を采(と)り 菽を采る これを筐(はこ)にし これを筥(はこ)にす
君子 来朝す 何をかこれに錫予(しよ)せん
これに予(あた)える無しと雖(いえど)も 路車乗馬を
また 何をかこれに予えん 玄コン 及び 黼(ほ)
これ柞(さく)の枝 その葉 蓬々たり
樂(たの)しき君子 天子の邦を殿(おさ)む
樂(たの)しき君子 萬bフ同(あつ)まる攸(ところ)
平々(べんべん)たる左右 また是れを率從す
コン:鍋蓋の下に公、その下に衣と書きます
- 152 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/08/17(日) 14:16:25 ID:dqsuRkzz
- (訳)束ですよん
あっちの豆を採り こっちの豆を採る
それらを 四角い籠や 丸い籠に盛り 携えて 公子達が参内する
労(ねぎら)いに 何を与えよう
何は無くとも まず 儀礼用の車と 四頭の馬を
それから何を与えよう
真っ黒な礼服と 縫い取りのある膝掛けを
神に捧げるトチの枝には 葉が沢山 青々と茂っている
幸いかな 目出度きかな
祭礼の場には「楽しき君子」達が集う
天子から 邦土を任され 治める 貴族達
「楽しき君子」達よ 全ての福が 御身らに集まらん事を
天子は 言祝ぎを 穏やかで物静かな家臣達に贈り 彼らを統べる
- 153 :名無氏物語:2008/08/17(日) 15:59:17 ID:a1m6bJCZ
- 「柞」と「栃」って同じものなんですか???
- 154 :紫雪:2008/08/17(日) 16:11:45 ID:RnS7Jeai
- こんにちは
東京は雨で涼しく、久々に過ごし易いですよ。このまま秋に・・・などと
考えておりますがw
李賀の詩はわかりにくいのが多いのですが、夜中の墓場を詠ったものがあ
ったので、貼ります。
南山 何ぞ其れ悲しき
鬼雨 空草に灑ぐ
長安 夜半の秋
風前 幾人か老ゆ
低迷す 黄昏の逕
じょうじょうたり 青櫟の道
月 午にして 樹に影なく
一山 唯だ白暁
漆炬 新人を迎え
幽壙 蛍 擾擾たり
感諷 李賀
じょうじょう=島の山部分が衣。たおやかというよりざわざわの擬音らし
い。
- 155 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/08/17(日) 20:26:01 ID:dqsuRkzz
- こんばんはですよ
>>153
辞書を引けば、「柞」はクヌギやナラの類と説明されていると思いますが、今回は
訳すに当たり、白川静先生のお説を参考にして「トチ」としました
>>154
あああ、秋になるのはもう少し待って頂きてーですよw
でも、早々と、空には秋の雲があったりするのですが
李賀さんの詩、なんて言うか、ゲゲゲの鬼太郎っぽいですねえ
今度から、ウウウの李賀さんとでもお呼びしましょうか?
拙訳ではこ〜んな風になってしまいましたが
- 156 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/08/17(日) 20:26:26 ID:dqsuRkzz
- 南山之寿とは なんと虚しい言葉なのか
陰鬱な雨が 枯れ果てた草木の上に 虚しく降りそぼつ
長安は真夜中 それでなくても淋しい秋
風前の灯火と言うけれど 我々は既に年寄り
行き先は漠然と消えている まるで黄昏時の小径のように
不安を煽るように ざわざわ揺れる クヌギ林の間を抜ける
月は中天に懸っている頃だが 厚い雲に覆われて
樹々の影も 何もかも 闇の中
目の前に うすぼんやりと見えるのは 弔いの山
殯家の松明が爆ぜ 新たな死人を歓迎し
蛍のような 鬼火が 幾つも墓場を飛び交っている
- 157 :名無氏物語:2008/08/17(日) 22:48:54 ID:QeKenSfJ
- 「連投規制45秒」なのに・・・25秒間隔で連投できてるのは何故???
- 158 :紫雪:2008/08/17(日) 23:12:36 ID:RnS7Jeai
- >>155
>ウウウの李賀
なんかビビビのねずみ男みたいですねwしかし陰気な詩ですねえ、貼っと
いて何ですが。
- 159 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/08/24(日) 10:10:53 ID:9ifFcYF1
- おはようございますよ
>>157
さて、どうしてなんでしょうね?
でも、45秒って本当ですか?
最初の方でやりました『帰去来』も、結構、連投してたと思うのですが
>>158
李賀さんのファンの皆さんが心の広い方々で良かったですよ
しかし、詩人と言うのは、どんな物でも美しくしてしまう所が凄いですね
さてさて、昨日から処暑に入りましたが、涼しくなったと言うより肌寒いですよ
ジンにレモンたっぷり入れて飲む事にしますよ
ベランダに椅子持ち出せば、気分は↓こんな感じにw
- 160 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/08/24(日) 10:11:40 ID:9ifFcYF1
- 『咸陽城東樓』 by許渾 ????
一たび 高城に上れば 万里愁い
蒹葭(けんか) 楊柳 汀洲に似る
溪雲 初めて起こり 日は閣に 沈み
山雨 来たらんと欲して 風 樓に満つ
鳥 緑蕪(りょくぶ)に下る 秦苑の暮
蝉 黄葉に鳴く 漢宮の秋
行人 問う莫(なか)れ 当年の事を
故国 東来 渭水 流る
- 161 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/08/24(日) 10:12:22 ID:9ifFcYF1
- お訳そくw
気が向いて 高楼から 辺りを遠く見晴らせば
思いも止めどなく広がり 訳もなく 胸が締め付けられる
ヨシやアシが茫々と伸び 楊柳が風に吹かれている様は
まるで 何処ぞの川辺のようだ
谷間から 今 雲が湧き起こり始めているが
太陽は はや 城郭の向こうに沈もうと言う そんな時なのに
山では もうじき 雨が降り出すのだろう
兆しの風が この楼閣にも 吹き寄せている
鳥は 青々とした草の間で 遊んでいる
かつて ここが秦の都であった時と 同じように
セミが 紅葉している木々に止まって 鳴いている
漢の宮跡に また廻り来る 秋を告げるように
旅人よ 昔の事に触れないで欲しい
この国で 今も昔も変わらぬものは
渭水の流れ ただそれだけなのだから
- 162 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/08/24(日) 10:18:41 ID:9ifFcYF1
- ( ̄▽ ̄)凸 余談になりますけれど、この詩の中の
山雨 来たらんと欲して 風 樓に満つ (山雨欲来風満樓)
この言葉は、後世、「事変の前兆や予兆が現れる」とか「一触即発の状態」とか、
あるいは「満を持している」などと言う意味に使われるようになりました
- 163 :名無氏物語:2008/08/24(日) 13:55:33 ID:8weoKo8s
- >>159
連投規制が45秒になったのはココ一週間くらいですよ・・・
- 164 :名無氏物語:2008/08/25(月) 00:24:13 ID:TFHPkffE
- >>162
へぇ・・・そうなんだぁ・・・
- 165 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/08/28(木) 22:42:51 ID:MVSllxS9
- こんばんはですよ
>>163
全然知りませんでしたよ
いや、その前に、全く気にしてませんでした
さてさて、朝夕にコオロギが鳴く今頃になって、漸く夏休みがもらえましたよ
海辺で貝殻でも拾って、流木燃やして、お酒でも飲みましょうか
でも、そのような浪漫的な事を致しますと、ほとんど必ず西瓜、ではなく誰何されるのですよ
そんなに怪しいのでしょうか?
- 166 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/08/28(木) 22:45:16 ID:MVSllxS9
- お酒は一人で飲むのも良いですが、親友と飲むのも良いものですよ
と言う訳で、今夜は李白さん
『友人会宿』 by李白
滌蕩(てきとう)す 千古の愁い
留連(りゅうれん)す 百壺の飲
良宵(りょうしょう) 宜しく清らかに談ずべし
皓月 未だ寝(いぬ)る能(あた)わず
酔い来たって 空山(くうざん)に臥せば
天地 即ち 衾枕(きんちん)なり
- 167 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/08/28(木) 22:49:06 ID:MVSllxS9
- ちょっと軽めに、こんなもんでw
さあ どーっと一気に流しちまおうぜ
どうしようもない くっだらねえストレスなんかさあ
腹据えて 腰据えて ずらーっと並んだ百壺の酒
俺とおまえで 全部飲もうや
なんてステキないい夜なんだw
こんな日は 夢や願いや大切な事 じっくりしみじみ話すのがいい
お月様が きらきら輝いてるな きれいだな
まだまだ 寝るにゃ早過ぎるって
でも ほわんとして ふーっとなったら仕方がない
魂抜けて 身体はごろん
空が布団で 地面が枕さ
- 168 :名無氏物語:2008/08/29(金) 18:29:16 ID:7MsnCZsb
- ルビーキモい
- 169 :紫雪:2008/08/30(土) 23:22:46 ID:7OKwVLVY
- こんばんは
李白はやはりいいですね。ルビーさんの訳も時候に対して清々してぴったり。こう湿気っぽいと、
黴も湧こうというものですw
罹災の方々には憚られますが、雨もこう続くと、白氏の気持ちもわかりますね。
翳翳として月を踰えて陰り
沈沈として日を連ねて雨ふる
簾を開いて天色を望めば
黄雲 暗くして土の如し
行潦 我がかきを毀ち
疾風 我が宇を壊る
蓬莠 庭院に生じ
泥塗 場圃を失う
村深くして賓客を絶ち
窗晦くして儔侶無し
尽日 牀を下らず
跳蛙 時に戸に入る
門を出づるも往く所無く
室に入りて還た独処す
酒を以て自ら娯まずば
塊然として誰とか語らん
效陶潜体詩 其二 白楽天
かき=土庸
- 170 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/09/03(水) 22:21:34 ID:QBVAam9i
- こんばんはですよ
サンマ・バーケイションより無事戻りましたです、ハイ†
秋は長雨
それは昔ながらですから、まあ仕方ないとして、台風でもないのにこの雨の強さは
とても異常だと思えますね
早く日本の秋に戻って欲しいですよ
人の為ばかりでなく、いろんな生き物達の為にも
そう思います
>>169
紫雪さん、この詩はやはり、台風の後の情景をうたったものなのでしょうか?
土塀が崩れて 屋根が飛ぶ
しかし、無事だった部屋で酒でも飲もうと思う
こんな事を考えられるから、人は強いのでしょうかねえ
さあ、それでは訳に参りましょうか
- 171 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/09/03(水) 22:24:56 ID:QBVAam9i
- 薄暗く 月さえ遮って 雲が天に広がり
ただ静かに 幾日も 幾日も 雨が降り続く
簾を上げ 空の様子を窺えば
天と地と どちらがどちらか分からぬような 黄土色をしている
やがて 地を走る雨水が 我が家の土塀を ぐずぐずと崩し始め
空を奔るつむじ風が 我が家の屋根を飛ばし 壁を倒してしまった
庭も 建物も 茫々とヨモギやハグサが生い茂り
田も畑も どこもかしこも 一面のぬかるみとなった
村は活気を失い 訪れる人すら絶えて無くなり
どの家々の窓辺も暗く 楽しく語り合う友人達の姿はない
一日中 気が滅入り 寝床に伏せっていると
人家と知らずに カエルが跳び撥ねながらやって来る
気晴らしにと 門から出ても 出掛けられる先が無い
仕方なく 部屋に戻って またぽつねんと独りきり
酒でも飲み 自分で楽しくやらないと
徒然なるままに 孤独
そんな話をする相手は 何処にも居はしないのだから
- 172 :紫雪:2008/09/03(水) 23:20:59 ID:RW/SJA6n
- >>170
おかえりなさい
そうですね、こちらで言えば野分か二百十日というところかとw
サマー・バケイションいいですね。南の島を連想しますね。雲は雲でもこ
んな感じの。
空は深閑として
照り白む夏の太陽
のがれ出よう
雲の湧く南の果てに
翳ある国に
こころの旅に
立ちのぼる南の果てに雲はあれど照る日くまなき頃の大空
- 173 :名無氏物語:2008/09/04(木) 00:35:33 ID:d1nN0ljf
- 皆様にご教示願いたい漢詩があります。
明の朱同の「題画」という詩なのですが、
紫陌紅塵没馬頭
人来人去幾時休
誰家有酒身無事
長対青山不下楼
はじめの「没馬頭」がよく分かりません。
何卒よろしくお願い致します。
- 174 :名無氏物語:2008/09/04(木) 01:05:24 ID:tLhcXJfk
- ココは宿題丸投げ所では無いぞw
- 175 :名無氏物語:2008/09/04(木) 14:08:30 ID:ZRDFqHoe
- >>173
マルチ小僧、死ね!
- 176 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/09/04(木) 22:13:38 ID:b0b1zuMj
- こんばんはですよ
>>172
あらためまして、ただいまなのですよ
夏の雲は元気がいいですね、青い青い空の中にまっしろなフワフワがぐんぐん成長して
遊びに夢中な子供を見るようです
もう一つ美しいのが海に掛かった虹
端がきちんと海に着いているところなど、ものすごく不思議な色になるので、本当に胸が
ドキドキしてしまいます
なんと美しい物がこの世にあるのでしょうね
>>174
まあまあ (^^;)ゞ
>>175
「SINE!」はよくねーですよ
少なくとも、ここでは「あっちいけ」程度にお願いできねーでしょうか?
- 177 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/09/04(木) 22:23:43 ID:b0b1zuMj
- >>173
ここはスレ主が漢詩を勝手にイジクルと言う、とんでもねー所ですので、普通の質問は
質問スレでした方が正解ですよ
で、その際、あっちこっちへ質問を貼り付けると、マルチ・ポストになってしまって、答えが
もらえねーのが当たり前なので、注意しないといけませんよ
もし、何処かで質問したけど答えが返って来ねーので、他で聞いてみようって思うんなら、
先にした所と、新しくする所へその旨を少し書き添えると、マルチではないので答えてもら
えますから
- 178 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/09/04(木) 22:41:28 ID:b0b1zuMj
- んー、ちょっとお節介しますが、>>173の詩とよく似たのがあるのですよ
『楼上觀山』 by戴石屏
九陌の黄塵 馬頭を没す
人は来たり 人は去り 幾時にか休せん
誰が家ぞ 酒有りて 身 事無く
長く青山に対し 楼を下らず
縦横に走る街路は黄塵に覆われ、軍馬の姿すら隠してしまう と言うのですね
で、お尋ねの分は
市街は赤い花吹雪に覆われて、『馬頭を没す』となっています
これで何となく掴めるのではありますまいか、と思うのですけれど
しかし、私の訳はデタラメですから、ちゃんと辞書引いた方が良いですよ
- 179 :173:2008/09/05(金) 20:38:59 ID:cM8N7P/c
- 皆さんに不快な思いをさせてしまい申し訳ありません。
>>178
本当にありがとうございます。大変助かりました。
なるほど、そういうニュアンスで訳せばいいわけですね。
「紅塵」は、ふつう漢詩だと「世俗のわずらわしい出来事」
と解することが多いと思うのですが、ここでは単に「高く舞い上がった塵埃」
と見たほうが良いのでしょうか。
ご迷惑でなければ御教示下さい。
- 180 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/09/05(金) 22:13:44 ID:SLz8RMUW
- こんばんはですよ
>>179
そんなに恐縮しねーでも大丈夫ですよ
気楽に行きましょう
ここは遊び場ですから、楽しくやんないとw
>ご迷惑でなければ御教示下さい。
いえいえ、迷惑だなんてとんでもない
ただ、私のはマジでデタラメですから、そんな考え方もあると言う参考程度に
留めておいてほしいですよ(^^;)ゞ
- 181 :ルビー・D ◆T7sXN1iIiI :2008/09/05(金) 22:14:11 ID:SLz8RMUW
- 紅塵の意味の前に、その後の情景をあなたはどんな風に考えてますか?
詩と言うのは、言葉で情景を表わしたもの、ワン・ショットやワン・シーンが言葉に
なったものだと私は思うのですよ
大通りは人でごった返して、人は忙しく行き交い、そこから抜きん出ている馬の
頭すらかすんでしまっている
誰の家かは知らないが、酒の用意は出来ているのに人の姿はない
山の景色をじーっと飽かずに眺め続け、いつまでも高殿から降りずにいる
どうして、大通りはごった返しているんでしょう?
どうして、酒の席に人はいないのでしょう?
どうして、ビルから山を飽かずに眺めてるんでしょう?
私はそれを季節の所為だと取りました
花見に人が浮かれ、繰り出しているからなのだと
だから、紅塵を花吹雪に見立てた訳です
でも、そうでない考え方、例えばそれを出兵時の様子と取れば、紅塵の意味が
全くもって変わって来ますね
あなたはこの詩をどんな場面だと思われますか?
それで言葉が決まると思うのですよ
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