八幡大菩薩【明神】様について
- 1 :天之御名無主:04/12/22 00:02:06
- 来年にむけて日本人なら語るべき、
- 79 :山野野衾 ◆CXSSL1llHI :2007/09/05(水) 12:25:44
- >日本神話
藤原実兼や慈円ですら実見できずにいた記紀(というよりこの時代は書紀)
の内容である「神話」が、どこまで知られていたのかは疑問です。
それに、天上から日本の国土の神になったというのであれば分かる。
>渡来したものという見解はやはり揺るがしがたい
しかし、その割には異国退散の神としての信仰が奈良時代から続き、応神天
皇霊(それ以前は聖武天皇霊)としての信仰もありましたからね。
先に「認識上の」インド・中国起源説と天上起源説の二説を挙げましたが、
八幡に限って言えば、後者の可能性が高いと思います。
そして、当初から異国退散の神として奉幣されていたことを思えば、やはり
熊襲や新羅といった「異国」を退けるために、唐の八幡四鉾制に習って人工
的に祭祀されるようになった神ではなかったかと。
それと、これが肝心なところですが、『「日本の神になった」という表現』
が見えているのは、あくまでも11世紀の縁起です。
縁起はとりわけそうですが、記録というものは、過去を語ってはいても、あ
くまでもその時代の認識を現したものであって、「歴史上の事実」を示して
くれるものではありません。
記紀にしても、それ以前の事実を記したものでありながら、その時代に編纂
されたものとしての内容を備えているということを、意識しないといけない。
書かれたものは、書かれたその時代の「認識上の事実」=その時代の信仰の
実態を伝えてくれるものでしかない訳です。
11世紀の記録から、8世紀以前の八幡信仰の歴史的起源を論じること自体、
無理があるものと思われます。
- 80 :山野野衾 ◆CXSSL1llHI :2007/09/05(水) 12:26:39
- 「カラクニ」という地名や氏は古代には複数存在したようですし、その他に
も渡来系の地名は多い。古代の日本と朝鮮半島との交流が、信仰面を含めて
結びついていたことは事実でしょうが、逆にそうした例が多かったからこそ、
「カラクニ」が出てきたからといって、朝鮮半島系に起源を持つ神とは言え
ない筈です。
最初から全否定するネット右翼の態度は、確かに問題ですが。
しかし、「半島系とメンタリティがかわらん」という表現も、どうかと。
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