ヘーゲル 『精神現象学』を読む
- 95 :考える名無しさん:2007/01/23(火) 23:00:25
- >>94
ヘーゲルという学者はなかなか老獪な男だ。
著書『法哲学』の序文では「理性的なものは現実的であり、現実的なもの
は理性的である。」などと、現実のプロイセン政府当局に媚を売っている。
その一方で、自著『エンチクロペディー』をテキストにしてベルリン大学で
哲学の講義をした際、テキスト142節(「小論理学」の「本質論」の「現実性」
のくだり)への口頭説明(補遺)で、
「…理性的でないものは、まさにそのためにまた現実的なものと見ては
ならないものである。」
などと、教壇から危険思想(?)を振りかざす発言をしていた。
あまり理性的でなかった(??)当時のプロイセン国王フリードリッヒ・ヴィル
ヘルム4世などは大のヘーゲル嫌いだったそうだ。
どちらかといったら、『法哲学』序文よりも「小論理学」講義の方がヘーゲル
の本音じゃないかな。
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