マルクスはなにを間違えたのか 3
- 296 :考える名無しさん:2008/08/07(木) 06:47:52 0
- >>293
>その女中もエンゲルスが金をだして手配したんだよな。
違う。全く違う。彼女は「マルクス夫人譜代」の女中だ。
マルクス家の家政婦、ヘレーネ・デームート嬢(通称レンヒェン)は、元来はマルクス家の女中ではなく、イェニー夫人の実家、フォン・ヴェストファーレン男爵家が地元の庶民の少女を雇った女中だった。
「令嬢とメイド」の身分の垣根を越えて、末娘のイェニーと気が合う同士だったので、男爵家では彼女にイェニーの身の回りの世話をする「イェニー付き女中」の役目を与えていた。
やがてイェニーがかねて婚約していた青年、カール・マルクスが大学を卒業して博士号を取得し、文筆家として独立すると、イェニーはマルクスの生活力を心配する周囲の反対を押し切り、約束どおりマルクスに嫁いだ。
このとき、イェニーは(マルクス家の生計が苦しくなるのを承知で)ヘレーネを連れて嫁ぐことを強く望み、父男爵も了承して、ここに「マルクス家の女中ヘレーネ・デームート」が誕生した。
彼女は、貴族の令嬢で料理・家事に不慣れな夫人を全面的にサポートし、主従一体となって波乱万丈の生涯をおくるマルクスを支えた。
それだけに、マルクス夫人は最も信頼していた二人の「家族」(夫とレンヒェン)に裏切られたことには大変に失望し、取り乱したことが、残された手紙から伺える。
しかし、マルクスとレンヒェンは全面的に非を認めて謝罪し、二度と過ちを繰り返さないことを確約したし、また子供を引き取る旨のエンゲルスの援助申し出(事実上の和解勧告)もあった。
夫人は「夫である革命家マルクスを支える」という自分の使命に徹する決意を再び固め、以後終生レンヒェンとともにマルクスを支えた。
エンゲルスに引き取られた子供フレデリック・デームートは、父とエンゲルスの希望どおり、一人の労働者となって、平穏のうちに生涯を終えた。
これが真相。ちっとは調べろよ。
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